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ハリウッド版『水戸黄門』!? 超個性派メンバーが難事件を解決『NCIS』が熱い

全米ドラマ視聴率8年連続No.1を記録した、大ヒットドラマ『NCIS ネイビー犯罪捜査班』。本国アメリカのみならず、日本でも高い人気を誇る作品で、新シーズンが放送される毎に話題を呼んでいる。この『NCIS』の魅力はどこにあるのだろうか?

 

人気の理由をひも解いていくと、日本の超長寿ドラマ『水戸黄門』にも繋がる魅力が見えてきた。


『NCIS』は、ワシントンD.C.を拠点として活動する海軍犯罪捜査局(NCIS)を舞台にした捜査ドラマ。NCISの特別捜査官であり、元海兵隊一等軍曹のスナイパーという経歴を持つ、リロイ・ジェスロ・ギブス(マーク・ハーモン)が、個性豊かな部下や仲間たちとともに、アメリカ海軍やアメリカ海兵隊の将兵が関わる事件を捜査していく。

 

ストーリーは1話完結で(1)事件発生 (2)リーダーの基で得意分野を活かしたメンバーが捜査 (3)事件が解決して一件落着、という明快な順番で物事が進んでいく。

 

単純な展開と思わせておいて、1話1話深いテーマがあるのは、さすがの一言。犯罪捜査ドラマなのに、なぜか見ていると安心感も生まれ、全米で大ヒットを続けていることも1回見るだけで納得できる。

 

この定番でありながら、絶対的な構図は、あの『水戸黄門』にも共通する部分があると思う。『水戸黄門』も、1話完結の明瞭なストーリー展開で、黄門さまをリーダーに、助さん、格さん、そして八兵衛や飛猿、弥七らが絶妙なチームワークで毎回、旅先で起こる数々の事件を解決していく。

 

NCISの個性豊かなメンバーたちを率いるギブスは、ロマンスグレーのイケオジ?で、厳しさと優しさを兼ね備えたまさに黄門さま。

 

▲ギブス(マーク・ハーモン)

 

正義感が強いものの、お調子者で、女好きなトニー(マイケル・ウェザリー)は助さん、オタク気質だがコンピューターの知識では誰にも負けない真面目なマクギー(ショーン・マーレイ)は格さんと言ったところだろうか。

 

▲トニー(マイケル・ウェザリー)

 

▲マクギー(ショーン・マーレイ)

 

そのほかにも、ゴシックファッションを身にまとう科学捜査のスペシャリストのアビー(ポーリー・ペレット)、ベテラン検死官のダッキー(デビッド・マッカラム)など強いキャラクター性を持つメンバーたちが、頼り甲斐があり、絶対的なリーダーであるギブスを中心として、事件を解決していくのだ。

 

▲アビー(ポーリー・ペレット)

 

▲ダッキー(デビッド・マッカラム)

 

そして、キャラクターを丁寧に描き、魅力的な人物に仕上げていることも、二つの作品に共通する魅力だ。『NCIS』では、チームのメンバーたちが得意分野を生かして捜査を行い、事件を解決するというのが主軸となるストーリーであるが、それに加え、メンバーの過去や家族関係、プライベートをシーズンを通して描いており、それによって視聴者はより物語にのめり込むことができる。

 

『水戸黄門』も同様に、それぞれに過去やプライベートがあり、助さん格さんもともに結婚、格さんにいたっては一男一女ももうけている。キャラクターを深く描いているからこそ、感情移入しやすい人物ができあがることに加えて、“飽きさせない”ということにも繋がり、長く愛される作品となっているのだろう。

 

さらに、『NCIS』も『水戸黄門』も一筋縄ではいかない事件もあるが、基本的には「勧善懲悪」の世界が描かれているという共通点がある。必ず、「一件落着」すると思いながら見ることができるからこそ、家族で安心して楽しめるお茶の間ドラマになっている。

 

この「安心感を持てる」ということが、日本で長く愛されるドラマの1番の要因ではないだろうか。

是非、この秋は家族で楽しめる「正統派」ドラマを堪能してみて欲しい。

 

『NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン3』は毎週月~水曜10:00PMから無料放送中!


 

米国海軍に関わる事件を扱うNCISを舞台にした犯罪捜査ドラマ。


海軍関係者を巻込む殺人から国家がらみの諜報活動やテロ、機密情報や兵器の強奪まで閉鎖的な海軍組織のタブーに迫る一話完結のスリリングなストーリー展開と、個性派揃いの捜査官たちのユーモラスな人間関係で、8年連続で全米視聴率第1位に輝いた国民的ドラマ。ゴールデングローブ賞・エミー賞多数ノミネートの演技派マーク・ハーモンら実力派キャストが豪華集結!

 

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